2014年11月26日

【製品リリース】EFC/S for Golf 7R


SORS新製品のご案内です。

EFC/S for Golf 7R (Exhaust Flap Controller and Simulator)

ゴルフ7Rのノーマルマフラーは、かなり威勢の良いサウンドを響かせます。特に低速時のコモリ音は、ファミリーカーとして利用される方にとっては致命的と言わざるを得ません。

少し話がそれますが、Volkswagen Japanの公式Youtubeチャンネルに、自動車情報番組「クルマでいこう!」のゴルフR特集が公開されています。モータージャーナリストの岡崎五郎氏と藤島知子氏が、Golf 7Rの特徴紹介、試乗レポート、そして終盤に評価をするという内容の番組です。




岡崎氏と藤島氏、お二方ともXな点としてコモリ音をあげています。

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岡崎氏「切り替えで、ノーマルとかにしたら、スッと静かになってくれたら良いかもしれないね」

正にそういう製品を開発しました。


EFC/S for Golf 7R (Exhaust Flap Controller and Simulator)

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Golf 7R には、標準でマフラー音量を制御する排気フラップが標準搭載されています。しかし、日本仕様ではそのフラップが常時全開になっており、コモリ音が発生します。

EFC/Sは、フラップの開閉を制御しているバルブモーターを付属のリモコンで操作するデバイスです。任意でオープンモードとクローズモードの切り替えが可能となります。フラップを閉めている状態(クローズモード)ではコモリ音がほぼ完全に解消されます。

気分やTPOに合わせたマフラー音量をお楽しみください。

主な特徴
・ 無線リモコン: 任意でバルブ開閉可能となります。
・ バルブシミュレーター付き: ECUにフォルトが残りません。
・ デフォルトON: エンジン始動時からフラップを閉じて静かな状態となります。
・ カプラーオン: 配線を切ったり剥いたりする必要がありません。特殊工具は必要なく誰でも簡単に取付けできます。
・ 防滴仕様: 配線やコネクターに防滴処理を施しています。しかし完全防水ではありません。

希望小売価格は税別45,000円です。
当社オンラインショップで販売しております: http://sors.shop-pro.jp/?pid=83010499

商品のご質問やお問い合わせは当社お問い合わせフォームをご利用ください。

以上、宜しくお願い申し上げます。

株式会社ソオス
Semba Optimal Racing Solutions
www.sors.jp
posted by sors at 19:08 | TrackBack(0) | 製品リリース

2014年06月03日

【製品テスト】OKD PlasmaDirect


点火チューニングで定評のあるオカダプロジェクツ様からPlasmaDirectの試作品をご提供いただき、1ヶ月ほど試運転を行い、効果を検証致しました。PlasmaDirectとは、ノーマルのイグニッションコイルと交換して、点火エネルギーの増大による燃焼効率の向上を見込める製品です。

詳細についてはオカダプロジェクツ様のホームページからご確認ください。http://www.okadaprojects.com/p_pd.html

まずは製品の適合確認、及び製品開発のため、当社開発車両のVolkswagen Golf 7Rをオカダプロジェクツさんに2日ほど預けました。開発は、実走行におけるロギングを行ない、ECUからのログデータを解析しながら最終的な仕様まで徐々に煮詰めていく様です。

PlasmaDirect装着後、1ヶ月で1,500kmほど走行致しましたが、エンジンの不具合やECUのエンジンフォルトは一切ありませんでした。公道での試運転では、パーシャルスロットル時に、中回転域からのトルクとレスポンスアップを体感できましたが、数値上で実際にどれぐらいの出力向上が見込めるのかを検証するため、シャシーダイナモを用いて比較テストを行いました。


今回は、横浜都筑区にあるVehicle Engineeringさんのシャシーダイナモを使用させていただきました。

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まずはローラーの負荷をクルマに学習させるために3回まわして、15分間クーリングしました。
クーリング後にノーマルのイグニッションコイルで3回計測して、15分間クーリングしました。

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最後に、イグニッションコイルをPlasmaDirectに交換して3回計測しました。

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※ 当社では、真剣に製品テストに取り組んでおります。同じ日に、同じ気温で、同じオペレーターで、同じ条件下になるよう計測致しました。今回はメーカーより試作品を提供頂きましたが、結果の良し悪しに関わらず、一切の偽りなく掲載するよう心掛けております。


ノーマルイグニッションコイル

計測1回目: 286hp / 397Nm
計測2回目: 288hp / 399Nm
計測3回目: 289hp / 398Nm
平均値: 287.6hp / 398.0Nm

PlasmaDirect
計測1回目: 293hp / 404Nm
計測2回目: 295hp / 408Nm
計測3回目: 295hp / 410Nm
平均値: 294.3hp / 407.3Nm

Average Delta (平均値の差異)
+ 6.7hp
+ 9.3Nm

ノーマル2本目、PlasmaDirect2本目の計測結果


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今回のテストでは、Volkswagen Golf 7R にPlasmaDirectを装着して確実にパワーとトルクが向上する事を確認致しました。また、製品の性質上、失火やノッキングへの耐性向上も期待できることから、出力向上と共に安全マージンの確保も同時におこなえる非常に優れた点火チューニングである事を確認致しました。

以上の理由から、当社では、ノーマルからハードチューンドな車両まで、チューニングの度合いに関わらず有効なチューニングパーツとして、PlasmaDirectを強く推奨致します。


株式会社ソオス
Semba Optimal Racing Solutions
www.sors.jp
posted by sors at 15:02| 製品リリース